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2019年11月14日 (木)

2019年10月14日(月)の聖教

2019年10月14日(月)の聖教

◆わが友に贈る

 「努力の風」によって
 「栄光の旗」は翻る。
 ゆえに焦らず 弛まず
 今日なすべき課題に
 全力で挑みゆこう!

◆名字の言

「ここには、時代が希求する教育の理想像があります」。先日、鹿児島県薩摩川内市で行われた教育本部の「県人間教育実践報告大会」で、来賓が語っていた▼大会では、積極的な声掛けで生徒の自主性を育む中学校教諭、英語教育に携わって50年の元高校教諭らが登壇。情熱を胸に、教育現場で奮闘する姿に共感が広がった▼小学校の特別支援教育を担当する婦人部員が報告したのは、母子家庭で育つ、知的障がいと自閉症の傾向がある児童との関わり。彼女は、児童の不安を和らげるため、初めての行動は必ず“予習”を。耳鼻科健診の前には、スプーンを代用して「口に冷たいものが入ります」と語り掛けて慣れさせた。また母親との信頼関係を築こうと、交わした連絡帳は5年間で15冊に。「いっしょに悩んでいきましょう」。ノートにつづられた言葉に“一人も置き去りにしない”との心が脈打つ▼「皆さまの手で今日的な教育理論を構築していっていただきたい」――1984年(昭和59年)、池田先生の提案によってスタートした「教育実践記録運動」。35周年の本年、事例数は13万件を突破した▼多様な教育現場での実践例の蓄積は、一人一人の教育力の向上にとどまらず、「教育のための社会」を築きゆく、確かな指標となる。(誼)

◆寸鉄

会長は対話を基調に平和
の哲理広げた希有な存在
―総長。共生世紀の指標
     ◇
「紅の歌」誕生の日。若き
君よ師弟勝利の先駆を!
紅に燃える広布の情熱で
     ◇
「悩みを断ち切る利剣は
題目と折伏」戸田先生。
創立の月、悔いなく挑戦
     ◇
世界糖尿病デー。主な因
は暴飲暴食や運動不足。
祈りを根本に賢く見直し
     ◇
秋の火災予防運動。煙草・
暖房・こんろ・電気コード
が火の元に。指さし確認

◆社説 特殊詐欺から身を守る  手口を知り、具体的な対策を

 年の瀬が近づき、何かと多用になる頃。日々の慌ただしさに追われ、予期せぬトラブルに巻き込まれることのないよう細心の注意を払いたい。
 後を絶たないのが振り込め詐欺など、特殊詐欺の被害だ。昨年の被害額は、全国で約360億円という深刻な状況が続いている。打開へ向け、警察庁では、大切な家族を特殊詐欺から守るため、家庭内で正しい防犯知識を身に付け、日頃から互いにコミュニケーションを取ることを呼び掛けている。
 例えば、家族になりすまし、電話をかけてくるオレオレ詐欺。警察庁は、家族と普段から対策について話し、合言葉を決めておくこと等を呼び掛けている。
 家族を名乗る者が「携帯電話の番号が変わった」と、知らない番号から電話をしてきた場合には慎重に会話をすることも大切。詐欺の電話であったとしても、家族の「元の番号」に電話をすることで見破ることができる。高齢の家族にも分かりやすいように、電話の近くに消費者ホットライン「188」や、警察相談専用窓口「#9110」をメモしておくこともいざという時に効果的だ。
 調査によればオレオレ詐欺の被害者のうち約75%が、だましの電話を受けてから、誰にも連絡や相談をせず、被害に遭っているという。反対に、家族や周囲に相談したことで被害を未然に防げたケースは多い。
 また、近年は、携帯電話のSMS(ショートメッセージサービス)を使った手口も目立つ。大手宅配業者をかたり、「お荷物のお届けにあがりましたが不在のため持ち帰りました」などの文面が、さも実際の企業からのように送られてくるケースが多発。添付されているURLから不正のアプリをインストールすると、IDやパスワードを盗み取られ、自分のクレジットカードなどを不正利用さ
れてしまう。
 また、携帯電話会社をかたり、「不正ログインされた可能性がある」「プレゼントがある」などと、SMSで偽のメッセージが送られてくる手口も増えている。これらも同様に、偽サイトに誘導され、暗証番号等を入力させられてしまう。実在する企業の名でメッセージが届いても、記載のURLには安易にアクセスせず、IDやパスワードをすぐに入力しないことを心掛けたい。
 幅広い世代にスマホが普及している昨今だからこそ、ネット社会を巧みに利用した新手の詐欺の手口を見抜き、被害から家族を守っていこう。
 各人が賢明な生活を送るのと同時に、家族、さらには地域の絆を強め、無事故で本年の総仕上げを飾っていきたい。

◆きょうの発心 信心を貫いて“勝利の花”を! 生死一大事血脈抄 2019年11月14日

御文 過去の宿縁追い来って今度日蓮が弟子と成り給うか・釈迦多宝こそ御存知候らめ、「在在諸仏土常与師?生」よも虚事候はじ(生死一大事血脈抄、1338ページ・編402ページ)
通解 あなたは、過去の宿縁から今世で日蓮の弟子となられたのであろうか。釈迦・多宝の二仏こそご存じと思われる。法華経化城喩品の「在在の諸仏の土に 常に師と?に生ず」の経文は、よもや?とは思われない。

 三世にわたる、仏法の深い師弟の関係を教えられた一節です。
 私が創価女子短期大学2年だった3月、本部幹部会の席で、短大で学ぶ女子学生部の代表として、池田先生の前で短大歌「誉れの青春」を合唱したことが原点です。先生は、指揮者を務めた私を壇上に招き、「お父さん、お母さんによろしく」と温かく声を掛けてくださいました。師の慈愛を感じ、“先生の娘”として「生涯、師と共に、恩返しの人生を歩んでいこう!」と誓い、この御文を深く心に刻みました。
 卒業後は、本部職員に。広宣流布に尽くす日々に、感謝の思いでいっぱいです。
 これまでの白蓮グループでの薫陶を通し、どんな状況であっても信心を貫けば、最後は必ず“勝利の花”を咲かせていける、との確信を深めることができました。
 「“勝利の女王”白蓮グループ」との使命を胸に師と共に歩み、白蓮姉妹のスクラムで友情の連帯を朗らかに広げてまいります。
   白蓮グループ副委員長 大田直子


【先生のメッセージ】

◆池田先生の謝辞(代読) 長春師範大学「名誉教授」称号授与式から  地球に幸福平和繁栄の花を!
   常に「原点」に立ち返れ そこに人生と社会の蘇生の力

 

創立113年の歴史を誇る長春師範大学のキャンパス。この“教育の殿堂”から、次代を担う人材が陸続と育っている              

 一、このたびは「教育の世紀」の都にそびえる、学問探究と人格育成の大城たる貴・長春師範大学より、誠に尊き名誉教授の称号を賜りました。
 心より厚く御礼申し上げます。 
 貴大学の素晴らしき校歌を、皆さまとご一緒に歌う思いで、私も今、胸に響かせております。 
 「堅固なる基礎ありて広き建築 初めてその輝きを増す時代の庭師ありて蕾は初めて 精彩なる花を咲かせる」と。 
 若き生命の栄光の大建設のためには、喜んで「基礎」となり、幸福の大開花のためには、勇んで「庭師」となる。 
 この誇り高き教育の真髄を、100年を超えて厳然と貫き通してこられたのが、貴大学であられます。
 教育を生涯の事業と定めてきた私も、今日より、この貴大学の誉れある連帯に謹んで連ならせていただきます。誠に誠に、ありがとうございました。
      
変わらぬ友好を文化大恩の国と
 一、ここで私は、脈々と受け継がれてきた、貴・長春師範大学の崇高なる精神、すなわち「長師精神」から、地球社会の明日を照らす三つの心を学ばせていただきたい。 
 その第一は、「原点を忘れない心」であります。
 現在、貴大学の先生方、学生方が制作し、熱演される舞台が、反響を呼んでいると伺いました。
 そのテーマは、まさしく「原点」であります。 
 1920年代の激動の時代に、革命に生きた貴大学の先人を描く歴史劇であり、「師たる者は道を伝える」との長春師範の気概が込められています。 
 人生も、社会も、常に「原点」に立ち返るところに、みずみずしい蘇生があり、今再びの希望の前進が始まります。貴国との変わらぬ友好を信条とする私たちの「原点」は、いにしえからの計り知れない文化の大恩であります。 
 さらにまた、忘恩非道にも、日本の軍国主義が言語に絶する惨禍をもたらしてしまったにもかかわらず、ここ長春では、戦後、親を失った幾千人もの幼児たちが慈愛深く育まれた恩義も、決して忘れることはできません。

教育の目的は若人の幸福にあり
 貴大学の劇「原点」の舞台では、冒頭に「経師は遇い易く、人師は遇い難し」との古典の名句が語られます。私も命に刻んできました。小学校時代の恩師の最晩年に、尽きせぬ深謝の思いで、この至言を記してささげたことも、懐かしい思い出であります。 
 「経師」――知識を伝える教師にとどまらず、「人師」――正しき人間の道、豊かな生命の道を伝えゆく教育者たれ。IT(情報技術)が急速に発展する時代だからこそ、ここに見失ってはならない「人間教育」の原点があるのではないでしょうか。 
 わが創価教育の創始者であり、平和の信念に殉じた牧口常三郎先生も、教育の目的は、教育を受ける若人の幸福にありと宣言し、「知識の切り売りや注入」ではなくして、自ら「知識の宝庫を開く」智慧の鍵を授けることと教えられました。 
 実力と人間性を兼ね備えた「人師」を育成されゆく貴大学と共々に、幸福と平和の価値を創造しゆく人間教育の道を、私たちもさらにまい進しゆく決心であります。

生き生きと学び 民衆への奉仕を
 一、第二に、学び続ける心です。
 貴大学は校訓に、「学問に果てなく 行動は師として模範たれ」と掲げられています。 
 思えば、人民の父・周恩来総理もまた、徹底して学び続ける指導者でありました。若き日から「活動と学習は切り離すことができない」(『周恩来選集(1926年~1949年)』日本語版≪周恩来選集≫翻訳室訳、東方書店)と、常に学ばれながら、たゆみなく人民への奉仕を積み重ねてこられたのであります。 
 総理として、長春はじめ吉林省を訪問された折にも、銀行や自動車工場、撮影所など行くところ向かうところで現場の声に耳を傾けられ、村落では民族の風俗習慣を尊重されるなど、一貫して民衆と共に学び、民衆への尊敬の振る舞いを示されました。 
 実は私が周総理とお会いした翌1975年の春、創価大学にお迎えした、新中国最初の日本への国費留学生の英才たちも、その多くの方がここ長春の出身でした。 
 異国の地で、まさに開拓者として真剣に大情熱を燃やして学問に取り組む姿を、私は思い起こすのであります。その向学の気高き青春に、今、貴国をはじめ世界の幾多の留学生たちが続いてくれています。 
 生き生きと学び、自他共に高めゆくことが、良き教育者たる大前提なり――貴大学の師範育成の伝統が、世代を重ねるごとに、百花繚乱の人材の園を開かれゆくことを、私は確信してやみません。

一人また一人と 生命の燭光点せ
 一、そして第三に、生命の燭光を点しゆく心です。
 貴大学は、歴史文化学院を拠点として、多くの民族が共生する中国東北地域の民族文化の研究に先進的な挑戦をされております。
 
 校歌には――
 「生命の燭光点し
 前進の方向を明るく照らす 長師人
 民族の希望を点し 人生の夢を解き放ち
 懸命の努力
 大地の桃李を芳しめ 光を実現せしめる」と歌い上げられております。
 
 多様な民衆一人ひとりに寄り添い、その可能性を引き出しながら、生命の燭光を点しゆく労作業が、社会に、世界に、どれほどの価値を生むことでしょうか。 
 さらに貴大学では、本年、女性の教員や学生が学識修養を培うための女子書院を設立され、女性たちの生命の燭光が、より一段と光彩を増しております。 
 私と妻が忘れ得ぬ出会いを結ばせていただいた鄧穎超先生は、女性教育の先駆者でありました。
 鄧先生は、「教育は人生の根本であると共に、全民族の文化的素養を高める重要な一環でもあります」と語られていました。 
 地球的課題が山積する現代世界にあって、平和で持続可能な未来を築くためには、あらゆる差異を超えた、多彩な人材の育成と連帯が、ますます求められております。それは容易ならざる道でありましょう。 
 鄧先生は、毅然と言い切られました。「何を為すにしても、困難にぶつかるのは必至です。しかし我々が決心をくだし、信念を固めさえすれば、困難は乗り越えられるのです」と。 
 まもなく、長春の地は晩秋から、氷点下の厳しい冬を迎えられます。しかし、「冬は必ず春となる」であります。凍てついた冬を勝ち越えるからこそ、いずこにもまして爛漫と花咲き香る春を飾られます。
 光栄にも、このほど、私の名前まで付していただき、新たな研究所が設立されました。この長春の天地から、一人また一人と生命の燭光を点しながら、地球民族に「幸福の花」「平和の花」「繁栄の花」を咲かせゆく、人間教育、人間文化の春が広がりゆくことを、私は終生、祈り抜いてまいります。 
 結びに貴・長春師範大学の万古長春の栄光と、貴大学の同窓生をはじめ、全ての関係者の皆さまの限りない健勝を心より祈念申し上げ、私の謝辞とさせていただきます。謝謝!(中国語で「ありがとうございました!」)(大拍手)

【聖教ニュース】

◆中国・長春師範大学から池田先生に「名誉教授」称号  2019年11月14日
 李党委書記らが出席し晴れやかに授与式

長春師範大学から池田先生への「名誉教授」の証書が、李党委書記㊧から代理の田代創大理事長に手渡された(長春市内で)

長春師範大学から池田先生への「名誉教授」の証書が、李党委書記㊧から代理の田代創大理事長に手渡された(長春市内で)

 中国東北部の吉林省長春市に立つ長春師範大学から、創価大学創立者の池田大作先生に「名誉教授」称号が贈られた。
 日本と中国の友好促進と、世界平和への一貫した行動をたたえたもの。
 
 授与式は7日午前9時(現地時間)から、長春師範大学「池田大作文化研究所」の開所式と併せて長春市の同大学キャンパスで行われ、李彧威党委書記、蘇春輝副学長、歴史文化学院の姜維公院長ら大学首脳をはじめ、日本、中国、韓国の池田思想研究者の代表が出席。
 李党委書記から代理の田代創大理事長に、名誉教授の証書が託された。
中日友好と世界平和への一貫した行動をたたえて
 長春師範大学は1906年に設立された長春師範伝習所を淵源としている。省内の師範学校の先駆けとして、これまで10万を超える有為の人材を輩出してきた。
 
 戦前、日本が“満州国”の首都として支配していた同地域にあって、軍国主義の暗雲に覆われた中でも倦むことなく、教育を通じて新しい未来を切り開く英才を育んできた殿堂である。
 
 教育が行き届かない農村地域や少数民族などの教育水準向上を目指して国務院が取り組んだ、人材育成のための教育プロジェクトに参画した最初の大学の一つでもある。
 
 “教育を通じて新しい時代を!”“あらゆる人々、一人一人の幸福のための教育を!”――同大学に脈打つ精神は、創立から110年余を経てなお確かに息づいてる。
 
 その長春師範大学が注目してきたのが、教育を柱の一つとして、人間主義の連帯を世界に広げる創価の思想と歩みであった。
 
学術交流の拠点が開所――池田大作文化研究所

日中韓の池田思想研究者らの祝福の拍手に包まれる中、「池田大作文化研究所」の銘板が除幕。参加者の代表が記念のカメラに(長春市内で)

 「創価教育」の誕生月である11月を飾る式典では、初めに李党委書記から創価大学の田代理事長に名誉教授の証書が手渡された。続いて、「池田大作文化研究所」のプレートが除幕された。

 
 次に、池田先生の謝辞を田代理事長が代読。参加者から盛大な拍手が送られた。
 
 李党委書記は、中国をはじめ日本、韓国から集った研究者や教職員らを前に「皆さまもご存じのように、池田先生は中国人民が尊敬してやまない思想家、教育家であり、中日友好と世界平和のためのご貢献は、大変顕著なものです」と、大学が名誉教授称号の授与を決めた理由を紹介。
 
 すでに中国国内の多くの大学・学術機関に池田思想研究所が設立されていることに触れながら、今回、多くの関係者の尽力で研究所を設立できる運びとなったと喜びを語った。
 
 さらに、「池田大作文化研究所」は教職員と学生に新たな文化と学術交流のプラットフォームを提供するものであると強調。「池田先生の哲学、教育、平和思想を徹底して研究し、学内外の研究者との交流も深めながら、一段深い次元での協力と交流を展開していただきたい」と呼び掛けた。
 
 続いて3人が祝辞に立った。
 
 東北師範大学の韓東育副学長は、池田先生の平和思想と行動は世界的な評価を受けていると指摘し、中国と日本の友好促進だけでなく、中国とソ連(当時)の関係改善にも多大な貢献をなしたと述べた。そして、池田先生と創価学会、創価大学がなければ、現在の中日関係はなかったに違いないと力を込めた。
 
 学会本部国際渉外局の長岡局長は、池田先生の国交正常化提言発表(1968年)につながった理念について考察を述べた。
 
 大連中日教育文化交流協会の劉愛君副会長は、長く池田思想研究を共にしてきた張暁剛教授が在籍する長春師範大学に、研究所が設立されたことに深い感慨を覚えると述べた。さらに、今回の行事に張教授と同大学の強い信念を感じ、研究の進展を確信していると語った。
 
 最後に、「池田大作文化研究所」の所長に就任した長春師範大学の張教授は、同大学に研究所を設立できたことは名誉であり、責任ある大事業であると力説。今後、文化の側面からのアプローチに取り組み、さまざまな分野を交えた研究を展開し、そこから池田思想の文化的内面の全体像を把握していきたいと抱負を語った。
 
 そして、国内外の研究のネットワークを広げ、共生の理念のもとに展開する研究の実践活動を通して、中日平和友好交流の場と窓口を提供していきたいと訴えた。
 
日中韓の研究者が出席し池田思想学術シンポジウムを開催

池田先生への「名誉教授」称号の授与式後に行われた、池田大作平和思想・日中韓文化交流学術シンポジウム。池田思想研究者らが活発な議論を交わした(長春市内で)

 7日午後には、池田大作平和思想・日中韓文化交流学術シンポジウムが、同大学キャンパスで開催。各界から参加した約20人の研究者らが真剣に議論を交わした。


◆勇気の前進! 各地で座談会  2019年11月14日

 栄光の「11・18」を寿ぐ座談会が、列島各地で行われている。

原田会長は東京・北区へ

原田会長が出席した喜多創価区・新星地区の座談会。未来部・男女青年部の代表が清新な決意を述べた(東京・北区内で)

 原田会長は13日、東京・喜多創価区の新星地区へ。多くの友が町会等の役職を担いながら地域に信頼を広げ、本紙の購読推進でも模範の拡大を続ける。
 集いでは、松下敏夫さん・夏子さん夫妻、佐藤恵美子さんが活動報告。田口誠一郎地区部長、昆美佐子同婦人部長が、師への報恩感謝を胸に、仲良き団結で進もうと訴えた。
 原田会長は一人一人と懇談的に語らい、友の奮闘を心から称賛。自分自身が広布の人材との自覚で、明年の勝利へ喜び勇んで前進をと望んだ。

京都の下京創価区・栄光地区の集い


京都・下京創価区の栄光地区の集い。壮年部有志のアトラクションや未来部員の歌とダンスも(京都記念会館で)

 京都の下京創価区・栄光地区の集いは10日、京都記念会館で。
 同地区は心一つに本紙の購読推進に挑戦し、かつてない拡大を達成。人材の裾野も広がっている。 
 小林雪子さんの司会で始まった会合では、村田佳奈さん、神谷伸久さんが体験発表。小川裕義地区部長、戸田久子同婦人部長が誓願の祈りと行動で地域にさらなる歓喜の波動をと呼び掛けた。
 直里関西婦人部長は、皆が“人間革命の主役”となり、功徳と勝利の花を爛漫と咲かせようと激励した。


◆11月16日に民音公演・舞劇「朱鷺」の開催を記念する特別番組が放映  2019年11月14日
 午後4時からBSテレ東で 

舞劇「朱鷺」の公演から

 

舞劇「朱鷺」の公演から
 明年3月から日本全国30都市で開催される舞劇「朱鷺」の民音公演。
 その開催を記念する特別番組「日中友好の翼 朱鷺よ再び」が今月16日(土)午後4時から1時間、BSテレ東で放送される。
 舞劇「朱鷺」は、日中友好記念作品として、民音と中国人民対外友好協会などが共同制作したもの。民音と中国の文化交流40周年の佳節である2015年に、日本各地でツアー公演を行い、大好評を博した。
 番組では、出演する上海歌舞団の練習風景や公演の内容を一部公開。日中の文化交流の歴史を追いつつ、民音創立者・池田先生が、1968年に日大講堂(当時)で発表した「日中国交正常化提言」や、74年に周恩来総理と会見した模様などを写真や映像を交えて紹介する。
 また、中国人民対外友好協会の李小林会長をはじめとする識者が、日中文化交流の一翼を担う民音の役割について語る。

◆勇気の歌声  世界まで  首都圏少年少女きぼう合唱祭から
  
池田先生がメッセージ贈る  前進! 負けない心を燃やして
合唱祭のフィナーレ。全員で少年少女部歌を元気よく

 今月10日に行われた「首都圏少年少女きぼう合唱祭」(東京・小平市の創価学園)。池田先生は万感のメッセージを贈り、子どもたちの奮闘をたたえた。出演した10団体の写真と共に、参加者の声を紹介する。

 「私も大好きな少年少女部歌『Be Brave! 獅子の心で』の歌詞には、『負けない心を 燃やして』という一節があります」
 池田先生は、首都圏の少年少女きぼう合唱祭に寄せたメッセージの中で、合唱団のメンバーたちが「負けない心」を燃やし、互いに励まし合いながら心一つに挑戦を重ねてきた姿を賞讃。「日蓮大聖人が、さぞかし、褒めておられることでありましょう」と述べつつ、こう強調した。
 「大聖人は、『広宣流布』という人類の幸福と世界の平和のために、ありとあらゆる大難を受けられながら、『一度もしりぞく心なし』(御書1224ページ)と力強く宣言されました。
 大聖人に続いて、正義のため、民衆のため、何があっても、『しりぞかない心』にこそ、私たち創価学会の魂があります。これが、初代会長の牧口先生、第二代会長の戸田先生から、第三代の私が受け継いできた『獅子の心』であり、『負けない心』なのです」
 「皆さんのお父さんやお母さん、お祖父さんやお祖母さんたちも、私と同じ心で、どんなつらいことがあっても『勝利を信じて』、悩んでいる人や苦しんでいる人に手を差し伸べ、毎日毎日、懸命に走り抜いてこられました。この『勇気のたすき』を受け取り、学び、鍛えて、希望の未来へとつなぎ、世界へ広げていく『正義の走者』こそ、少年少女部の皆さんにほかなりません」
 「さあ、今日から、それぞれの青春の晴れ舞台で、題目を朗々と唱え、新たな大前進を開始しよう! 良き仲間と共に、日本中、世界中の創価家族と共に、私と共に、どんな時も『Be Brave!』と、朗らかに歌声を響かせながら!」
 「笑顔ときぼうの歌声を」がモットーの千葉きぼう合唱団。支えてくれる全ての方々に感謝を届けた
 不登校のある児童は足しげく励ましに通ってくれた合唱団スタッフの真心に触れ、勇気を振り絞ってステージに臨んだ。自分の可能性を信じ抜いてくれる人がいる――それが何よりの力になった。
 先般の台風で被災した千葉の児童もいる。「被災した方々に勇気を送りたい!」との決意を込めたハーモニーは、聞く人の心に“希望の虹”を懸けた。
 フィナーレでは、全員で少年少女部歌を大合唱。その姿は、池田先生のメッセージに応えようとする誓いに輝いていた。

合唱祭のフィナーレ。全員で少年少女部歌を元気よく
参加者の声
 「自然と涙がこぼれました。子どもたちの一生懸命な姿から学ばせていただいた思いです」(千葉・女性) 「子どもたちの元気な姿や歌声、真っすぐな姿勢、爽やかな笑顔に感動です。これまでたくさん頑張って、祈ってきたのでしょう。さまざまな苦労を乗り越えてきた“心”が光っていました」(東京・男性)
 「合唱団それぞれにカラーがあって素晴らしい。希望の未来を感じました。私たち大人も成長していかなければ!」(埼玉・女性) 
 「歌の練習だけでなく、信心を深める挑戦をしてこられたことが伝わってきました。この少年少女たちが創価の後継者となって世界広布を進めていくのだと思うと、胸が熱くなります。勇気をもらいました」(神奈川・女性)


【特集記事・信仰体験など】

◆〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉84 東京富士美の「フランス絵画の精華」展が好評 芸術が「結合の心」を育む  一流に触れる“またとない機会”に

〈出席者〉
原田会長
永石婦人部長
東京富士美術館 五木田館長
志賀青年部長
大串女子部長

ヴィジェ・ルブランによる「ポリニャック公爵夫人」の肖像(右奥)などが展示されたコーナーでは撮影も可能。世界一級の作品を身近に感じることができる(東京富士美術館で)

 志賀 東京富士美術館(八王子市)で開催中の「ルネ・ユイグのまなざし フランス絵画の精華――大様式の形成と変容」展が好評ですね(明年1月19日まで)。

 五木田 多くの方々に足を運んでいただき、心から感謝申し上げます。今回の展覧会は17世紀から19世紀にかけて、そして印象派誕生前夜に至る多様なフランス絵画を公開しています。

 原田 私も鑑賞しましたが、名品の数々に圧倒されました。学術監修を務めた大野芳材氏(美術史家)も「フランス独自の絵画が生まれ、発展してきた流れを見ることができる“またとない機会”」と期待を寄せている通りですね。

 志賀 展示作品のうち、約3分の1が日本初公開だと聞きました。フランスでも、なかなか鑑賞することのできない作品も多く展示されているそうですね。

 原田 今回、“初来日”となる、ヴァトーの「ヴェネチアの宴」などが大きな見どころですね。

 五木田 はい。洗練された色彩が実に見事な作品です。中心の女性と男性の表情やしぐさにも自然と目がいきます。二人が歩み寄り、これからダンスが始まるような躍動感が伝わってきます。この作品について、ルーブル美術館名誉総裁・館長のピエール・ローザンベール氏も「間違いなく18世紀フランス美術の主要作品に数えられる」と称賛しています。

 永石 女性画家のヴィジェ・ルブランが描いた「ポリニャック公爵夫人」の肖像も素晴らしいですね。花のブーケが付いた麦わら帽子など、ファッションも本当にすてきです。

 五木田 所蔵されているヴェルサイユ宮殿美術館でも非常に人気のある作品の一つです。

 大串 絵画に描かれた服装の美しさなど、女性ならではの視点で鑑賞するのも楽しみ方の一つですね。

 五木田 ええ。この画家は王妃マリー・アントワネットの友人であり、ファッションにも当時の流行が色濃く反映されています。今回、この両作品は特別に写真撮影が可能です。多くの来館者が「記念撮影」されている姿をお見掛けします。

 大串 スマホで特設サイトを開けば、声優の本名陽子さんによる音声ガイドを持参のイヤホンで聞くこともできますね。

 五木田 西洋画は宗教や思想など、その時代の影響を大きく受けています。描かれている人物の服装や持ち物、全体の構図にも深い意味が込められています。

 永石 「キッズルーム」も併設されていますので、子育て世代の方々からも、安心して来館できると喜びの声が届いています。

ユイグ氏との友情
 五木田 富士美の開館は1983年。開館時に開催された「近世フランス絵画展」に大きく尽力されたのが、ルーブル美術館の絵画部長等を歴任した20世紀を代表する美術史家の故ルネ・ユイグ氏です。今回の展覧会にはユイグ氏の貢献に対するオマージュ(敬意)が込められています。

 原田 ユイグ氏といえば、第2次世界大戦中に、約4000点のルーブルの絵画をナチスから守った一人として知られる、美術史上の偉人です。ユイグ氏は、池田先生と生涯にわたる友情を結ばれました。だからこそ、先生が創立された富士美に尽力してくださったのです。

 志賀 ユイグ氏と先生は対談集『闇は暁を求めて』を出版されていますね。私も読み、大変に感銘を受けました。

 大串 子息であるフランソワ=ベルナール・ユイグ氏も「東京富士美術館の発展に貢献することは、父にとっても幸せなことだったはずです。生前、何度も東京富士美術館への高い評価を口にしていました」と語られていましたね。

 原田 先生は、多忙な世界広布の旅の中でも、早くからルーブルなど多くの一流の美術館を視察されていました。富士美が全世界の美術館と連携し、庶民が一流の芸術に触れる機会を提供できているのも、先生の長年のご構想と、世界規模で結ばれた文化・芸術の交流があってこそです。

 五木田 今回の展覧会の来館者からは「作品を間近で見て、その人物が目の前にいるような印象を受けました」「解説を通して、鑑賞の仕方が変わりました」との声も頂いています。

 永石 ある婦人部の友人の方は、小説『新・人間革命』を学ぶ集いで研さんした、第4巻「大光」の章を思い出したそうです。同章には、ナチスの蛮行が描かれており、「あの時代に命懸けで美術品を守ったユイグさんと、平和のために行動される池田先生に相通じるものを感じました」と語っていました。

 五木田 今回の展示ではフランスだけでなく、イギリスやドイツなどからも名品が集結しています。「対立」や「分断」がクローズアップされる現代にあって、「結合」の心を育むことが美術館の役割であり、富士美の使命もそこにあると確信します。

 原田 池田先生は「本物の芸術には、どこかに必ず『聖なるもの』『大いなるもの』『永遠』が表れている」と語られています。今回の展覧会も一流の美術作品を通して、心を豊かにする最良の契機になることでしょう。ぜひ、多くの方々に直接、足を運んでいただきたいと思います。

御供養の志に功徳
 志賀 今月、広布部員会が各地で行われます。

 永石 広布部員の方々は広布への深き「志」で参加してくださいます。皆さまが大きく福運を積みゆかれるよう、こまやかな励ましを送っていきましょう。

 原田 御書には「法華経を供養する人は十方の仏菩薩を供養する功徳と同じきなり」(1316ページ)と仰せです。仏意仏勅の世界広宣流布にまい進する創価学会に供養する功徳は計り知れません。リーダーは、一切無事故を強く祈り、心を配ってまいりましょう。

◆信仰体験 頸髄損傷、乳がんを克服した准教授 全員が人材 一人ももれなく!

 【栃木県那須塩原市】新聞のコラムなどから、ためになる言葉を紹介して授業を始める。社会性を養ってもらいたいとの思いからだ。
 2年前から短期大学の准教授を務める髙野マチ子さん(68)=地区副婦人部長=の授業は、「パワーをもらえる」と大好評。養護教諭一筋に現場で培った経験と、2度の苦難を乗り越えてつかんだ確信を、学生たちに惜しみなく伝えている。

 2年前から准教授として看護学を担当する髙野さん。養護教諭を志す学生に、“学校看護”を教えている。
 卒業が近い学生には、「つらいことがあっても、まずはこらえて頑張ること。その先に、きっと開ける時が来るから」と。それは、自身の経験から発した言葉だ。
                          ◇
 1972年(昭和47年)4月、髙野さんは“保健室の先生”として中学校に赴任。当時、養護教諭は学校に1人だけだった。
 相談できる先輩が近くにいない不安と、一人で背負う責任の重さ。手探りで仕事に取り組んだ。心掛けたのは「目の前の生徒を、子ども扱いしないこと」。不登校や素行不良の生徒が保健室を訪ねてくる。どんな時も、真剣に耳を傾けてきた。

 「保健室に来た生徒にとって、教室に戻るのは、とても勇気がいるんです。だから本人の自尊心を大切にし、背中をそっと押すよう、工夫してきました」
 ある時には、生徒の手を取り教室の前まで送った。また、他の生徒に気付かれないよう物陰に隠れて見送ったりもした。苦労は多かったが、生徒の笑顔に、疲れは吹き飛んだ。

 そんな髙野さんが2004年(平成16年)6月、交通事故に巻き込まれ、車の下敷きに。奇跡的に一命を取り留めるも、左半身が全く動かなくなってしまった。
 「頸髄損傷」との診断。ベッドをゆっくり起こすだけで、激しい頭痛やめまいに襲われた。看護師の介助を得ても、立ち上がることなんて到底できない。先の見えない不安に涙が止まらなかった。
 髙野さんには、困難に直面した時、決まって思い出す母の言葉があった。

 「いいかい、マチ子。『石の上にも三年』という言葉があってね、どんなにつらくても、まずは、3日頑張るんだ。そうして努力を続けると、30日、3カ月、3年の節目ごとに、事態は少しずつ変わっていくものだよ」
 それは、信心根本に助産師として生きてきた確信の言葉――。
 “これまでも、この言葉を胸に頑張ってきたじゃないか。負けてたまるか!”

 ベッドの中で題目を唱える。2階の病室からは、輝く新緑の木々が見えた。“この葉が落ちる前に、元気になって家に帰るんだ!”。そう自身を鼓舞した。
 朝から晩まで時間いっぱい、リハビリに取り組んだ。動かない体に題目を染み込ませる思いで、一歩ずつ足を運んだ。弱音を吐きそうになる時も、待っている生徒の顔を思い浮かべては、力を湧かせた。
 入院から5カ月後の11月。懸命のリハビリが功を奏し退院を果たす。いつしか紅葉が、外の景色を黄金色に染めていた。
 翌年4月に職場復帰。「オリンピック選手に負けないぐらい、歩く練習を頑張ったのよ」と笑い飛ばす髙野さんは、多くの生徒に囲まれた。

 退院から3年後の07年11月、再び苦難が押し寄せた。定期健診で右乳房にがんの疑いが。その日のうちに精密検査を行った。
 翌週、医師から「進行性の乳がんの可能性が高い」と告げられる。目の前が真っ暗になった。
 自宅に戻ると、真っ先に御本尊の前に座った。おえつが止まらない。ひたすら題目を唱えた。“どうして私ばかり、つらい目に遭うんですか……”。そんな気持ちのまま、唱題に次ぐ唱題。唱えるほどに、種火のように小さかった“負けじ魂”が燃えさかってくる。

 師匠との出会いが思い出された。1968年(昭和43年)9月8日、「日中国交正常化提言」が発表された学生部総会に参加した日のこと。“次の時代を君たちに託す”との池田先生の心に触れ、生涯不退を誓った原点の日――。
 先生の指導を求めた。「何か困難にぶつかったならば、行き詰まりとの“闘争”だ、障魔との“闘争”だ、今が勝負であると決めて、自己の宿命と戦い、勇敢に人生行路を開いていっていただきたいのです」

 “そうだ! 必ず題目で乗り越えて、先生に勝利の報告をするんだ”
 手術の日を迎え、3センチの腫瘍を摘出。幸い、がんは進行性のものではなかった。
 その後、通院での抗がん剤治療に。副作用のつらさは想像以上だった。家に帰ると全身がだるく、抜け落ちる髪の毛を見ては、憂鬱な気持ちに襲われた。

 それでも唱題を重ねるごとに、心が前を向く。家族や同志の励ましも心強かった。
 いつしか“交通事故の体験は、がんを克服するために与えられた試練なんだ”と思えるようになった。
 半年間、治療に専念した後、職場に復帰。その後も2年にわたって治療は続いた。

 11年3月、髙野さんは定年を迎えた。一つのことをやり遂げた充実感でいっぱいだった。
 翌年4月、請われて大学の講師に。自身の経験を、次の世代に生かすことができる仕事に魅力を感じた。
 しかし、全くの畑違いで苦労の連続。放送大学大学院に通い、さらに専門性を深めた。
 自身に課したテーマがある。それは「一人ももれなく」。一対一の懇談に力を注いだ。専門的な知識はもちろん、社会で通用する人格の育成に心を砕く日々。

 「学生一人一人が健康で充実した生活を送れるよう、毎日、題目を送っています。今まで中途退学者が一人も出ていないんですよ」
 がんの治療が終わって10年を迎える本年。事故と病を乗り越えて学んだ、患者としての経験を生かして、今日も元気に教壇に立つ。

 

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