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2017年6月13日 (火)

2017年6月13日(火)の聖教

2017年6月13日(火)の聖教

◆わが友に贈る

社会も 人生も
「変化」という試練に
勇んで「応戦」する中に
成長と発展がある。
悔いなき黄金の日々を!

◆〈名字の言〉 2017年6月13日

 米国は“人種のるつぼ”といわれる。西海岸のシアトルにも多様なルーツを持つ人々が存在し、街は異なる価値観を受け入れる雰囲気にあふれていた▼シアトルの人々は友好的な一方で、親しい友人になりにくいという。それを表す言葉が「シアトル・フリーズ」。「フリーズ」は「凍結」「固まる」等の意味。自分とは違う他者の考えにも理解は示すが、自分の“本音”はなかなか語らない。心の奥を知ろうとする相手には、拒否反応を示す傾向があるそうだ▼“建前”で語り合っても、本当の友情は築けない。そうした状況の中でSGIの友は、どう対話を広げているのか。男子部のリーダーが、三つのポイントを挙げた。「友の心を開く祈り」「友を信じる真心」「友に語り抜く勇気」と▼「祈り」「真心」「勇気」――日本の私たちも実践していることだ。今、シアトルは全米をリードする広布拡大を成し遂げているが、そこに何か特別な方法があったわけではない。「『御書』と『師弟』が、シアトルの“驀進”の原動力です」との彼の言葉が、強く印象に残った▼「なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし」(御書1192ページ)を心に前進したい。“広布の壁”を破る力は、どこまでも師弟を根幹とする「法華経の兵法」である。(芯)

◆〈寸鉄〉 2017年6月13日

 「必ず心の固きに仮りて
 神の守り則ち強し」御書。
 諸天動かす祈りを今こそ
      ◇
 東京・北区よ逆転勝利へ
 攻め上がれ。総力の拡大
 で喜び多き万歳を断じて
      ◇
 青森の日。何事にも2倍
 の戦いを!挑戦の心漲る
 人材の森から新時代開け
      ◇
 浮足立たず現実の大地に
 しっかりと立て―戸田先
 生。地道に友のもとへ!
      ◇
 朝食を抜く人は食べる人
 より脳卒中の割合が高い
 と。リズム正しき生活を

◆小説『新・人間革命』第30巻 雌伏の章   六十七  (6095)



 山本伸一は、十条潔をはじめ首脳幹部たちが、宗門僧らの学会攻撃など、諸問題の対応に神経をすり減らし、苦悩していることをよく知っていた。
 しかし、学会の運営については、執行部に任せ、見守っていくしかなかった。
 会長を辞任してから伸一は、毎月の本部幹部会に出席することも、本部職員が一堂に集う会議に出ることも、ほとんどなかった。また、彼の行動が聖教新聞に報道されることもわずかであった。それは、伸一を封じ込めれば、学会員を自分たちの思い通りに従わせていくことができるという、退転・反逆者や宗門僧らの策略であったのだ。
 そうしたなかでも、多くの学会員は創価の師弟の誇りを抱いて、試練の逆風に立ち向かっていった。だが、一部には、広布への覇気や確信をなくしたり、わがままな言動が目立ったりする幹部も出始めた。
 学会の根幹をなす師弟の精神が失われてしまえば、創価の使命は果たせず、大聖人の御遺命である広宣流布の道は閉ざされてしまう。
 これまで伸一は、常に広宣流布への闘魂を発光し続けてきた。その光こそが、同志の前進の原動力であった。しかし、伸一が会合で自由に話をすることもできない状況が一年近くも続くなかで、皆の活力は次第に失われつつあったのである。
 師による弟子たちへの生命の触発があってこそ、勇気と確信は増し、歓喜が湧き起こる。広布に生きる創価の師弟は不二であり、その絆は、永遠不滅でなければならない。
 伸一は、心を定めた。
 “本来、師弟の結合を阻む権利など、誰にもないはずだ。たとえ、宗門僧から、いかなる攻撃を受けようが、仏子である学会員を守るために、この魔の暗雲を、断じて打ち破らねばならぬ!”
 彼は時を逸してはならないと思った。熾烈な攻防戦になればなるほど、一瞬一瞬が勝負であり、迅速な行動こそが勝利の門を開くからだ。遂に、反転攻勢の朝が到来したのだ。

【聖教ニュース】

◆名門オレゴン大学が立つ文教都市にアメリカSGIのユージン会館が誕生
開館式の6月3日を「池田大作博士平和の日」に
ヴィニス市長が来場し宣言書を授与
宣言書「正義と平和の世界を目指す行動を賛嘆」
 
ユージン市のヴィニス市長(左から3人目)と共に、代表が、新会館の前でテープカットを(3日)
ユージン市のヴィニス市長(左から3人目)と共に、代表が、新会館の前でテープカットを(3日)

 “世界広布の電源地”アメリカSGI(創価学会インタナショナル)に待望の新法城!――米国オレゴン州ユージン市に、ユージン会館が完成した。開館式は3、4の両日、同会館で盛大に行われた。初日には、同市のルーシー・ヴィニス市長が出席し、2017年6月3日を、市の「池田大作博士 平和の日」とすることを宣言した。
 ユージン市は人口16万人超で、アメリカ北西部・オレゴン州の第3の都市である。約2万4千人の学生が学ぶ総合学府・オレゴン大学(1876年創立)が立つ文教都市として知られる。
 今回、新たにオープンしたユージン会館は、同大学のほど近くに位置する。三つの礼拝室と多目的室を備えており、今後、オレゴン本部のミッド・オレゴン支部、ユージン・サウス支部の中心拠点となる。
 新会館のオープンを心待ちにしていた友はこれまで、池田先生が示してきた「良き市民たれ」との指針を心に刻み、市の行事やパレード等に積極的に参加。地域社会に、創価の人間主義の哲学を広げてきた。
 今回の宣言書の授与は、こうした地元メンバーの取り組みと、池田先生の一貫したリーダーシップに対する、深い理解と共感の証左といえる。
 「池田大作博士 平和の日」の宣言書は、池田先生の長年にわたる「平和の文化」構築への献身を称賛。「正義と平和に基づく世界の建設を目指すSGIを賛嘆する」とつづられている。
 二重の歓喜に包まれた開館式(3日)では、市長とSGIの代表がテープカットを行い、メリッサ・ジェンソンさん、デーブ・コランダさんが信仰体験を披露した。
 席上、この日新たに入会した友に御本尊が授与されると、参加者から喝采が送られた。
 アメリカSGIのモータン西部方面長は、新会館完成の歓喜と感謝を胸に、明2018年に向け、全米で取り組んでいる「青年5万人」の結集を目指して、希望の大前進を開始していこうと呼び掛けた。

【特集記事・教学・信仰体験など】

◆希望航路―池田先生と進む人生旅―〉 アメリカ・サンフランシスコ②
 
サンフランシスコ・コミュニティー・センターの開所式に参加し、未来の宝を励ます池田先生(1974年3月9日、サンフランシスコ近郊で)。このサンフランシスコ訪問に始まり、北中南米での指導は1カ月以上に及んだ
サンフランシスコ・コミュニティー・センターの開所式に参加し、未来の宝を励ます池田先生(1974年3月9日、サンフランシスコ近郊で)。このサンフランシスコ訪問に始まり、北中南米での指導は1カ月以上に及んだ

 サンフランシスコからベイブリッジを渡ると、バークレー市に至る。同市には、ハーバード大学などと並び称される、名門・カリフォルニア大学バークレー校がある。

◆〈この一節を胸に 行学に励む〉 テーマ 使命の自覚
 自他共の幸福のために勇んで正法を語り抜く

 
                                                                                                                                                 

                

 池田先生は、「使命の自覚は、人に力を与え、勇気を与え、元気を与える。使命に生き抜く時、人間は最も輝きを放つのである」と、つづられています。今回は、広布に生き抜く「使命の自覚」について確認します。

〈Q〉自分に自信が持てず悩んでいます。
〈A〉仏法では、一人一人が「かけがえのない存在」と説かれています。


  末法に入って法華経を持つ男女の・すがたより外には宝塔なきなり、若し然れば貴賤上下をえらばず南無妙法蓮華経と・となうるものは我が身宝塔にして我が身又多宝如来なり(阿仏房御書、御書1304ページ)
 末法において妙法を持った私たちが、いかなる存在か――。日蓮大聖人は弟子の阿仏房に送られたお手紙で、次のように仰せです。
 「末法に入って、法華経を持つ男女の姿よりほかには宝塔はないのである。もしそうであれば、身分の貴さや賤しさ、立場の上と下は関係なく、南無妙法蓮華経と唱える人は、その人自身が宝塔であり、また、その人自身が多宝如来なのである」(御書1304ページ、通解)
 「宝塔」とは、法華経に説かれた、金、銀、瑠璃など、七宝をもって飾られた壮大な塔のこと。多宝如来とは、法華経こそ万人成仏が説かれた真実の教えであることを証明(保証)する仏です。大聖人は、この巨大な宝塔が「法華経を持つ男女の・すがた」の偉大さを説いたものにほかならない、と教えられています。
 すなわち、現実の世界で日々苦闘する生身の人間が、信心に励むことによって、そのままの姿で妙法の当体、すなわち宝塔として光り輝き、多宝如来として真の仏法の偉大さを証明していけると、断言されているのです。
 こうした大聖人の温かな励ましは、阿仏房自身の使命の自覚を促したことでしょう。

〈Q〉「地涌の菩薩」とは誰のことですか?

〈A〉末法において、妙法を弘める私たち学会員のことです。

  いかにも今度・信心をいたして法華経の行者にてとをり、日蓮が一門となりとをし給うべし、日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか(諸法実相抄、御書1360ページ)
 法華経において釈尊が、滅後の弘通を託したのが「地涌の菩薩」です。
 御書には、「なんとしてもこのたびは、信心を貫いて、法華経の行者として生き抜き、日蓮の一門となり通していきなさい。日蓮と同意であるならば、地涌の菩薩であろうか」(1360ページ、通解)とあります。
 末法において、日蓮大聖人と同じ心で広宣流布にまい進する同志は、皆、尊き使命をもった「地涌の菩薩」である、と大聖人は仰せです。私たちは、深き使命を持った一人一人なのです。
 創価学会にとっての「地涌の使命」の自覚――。それは、第2代会長の戸田城聖先生が、戦時中に正義の信念を貫いて投獄され、獄中にあって“われ地涌の菩薩なり”と悟達したことにあります。
 戸田先生は、亡き牧口常三郎先生の遺志を胸に出獄し、広布に一人立たれました。そして、75万世帯の弘教を達成されたのです。
 池田先生は、この事実を通して、次のようにつづられています。「“地涌の使命”とは、広宣流布だ! 自他共の幸せのために、勇んで大正法を語りに語り抜いていくのだ。苦難と絶望の淵から雄々しく立ち上がり、人間蘇生の大ドラマを演じ、仏法の偉大なる功力を証明するのだ」

〈Q〉どうすれば広布の人材に成長していけますか?

〈A〉自身の使命を自覚し、日々の課題に挑戦していくことです。


 かかる者の弟子檀那とならん人人は宿縁ふかしと思うて日蓮と同じく法華経を弘むべきなり(寂日房御書、御書903ページ)
 御書には、「このような日蓮の弟子檀那となろうとする人々は、宿縁が深いと思って日蓮と同じく法華経を弘めるべきである」(903ページ、通解)とあります。
 日蓮大聖人は、門下の一人一人に、大聖人との宿縁を自覚し、大聖人と同じく法華経を弘めるべきであると教えられています。広布に生き抜く中でこそ、自身の使命を果たしていくことができるのです。
 池田先生は、広布の人材として成長するための要諦として、「使命の自覚」を挙げられています。
 「人材として大成していくうえで、最も重要なことは、使命に目覚めることではないでしょうか。私たちには、地涌の菩薩として、すべての人を幸福にし、世界の平和を築く、広宣流布という大使命があります。何よりも、その根本的な使命感に立つことが、自分の力を伸ばしていく最大の道である」と。
 使命を自覚した一人一人が、自らの人生の目標を定め、日々の課題に挑戦していく時、大きく自身の境涯を開くことができます。また、使命の自覚は、困難にも屈しない強い心を育んでいきます。
 わが使命を自覚し、向上心と忍耐で進む中に、自身の成長もある――。こう確信して、日々、前進していきましょう。

〈智慧の扉〉 「願兼於業」とは


 法華経法師品には、悪世で苦しむ人々を救うために、菩薩が願って悪世に生まれると説かれています。
 これを「願兼於業(願いが業を兼ねる)」といいます。
 この言葉の意味は、衆生を救済しようとする願いの力によって、本来、安住の境涯に生まれることができるところを、あえて悪世に生まれる、ということです。
 この「願兼於業」の法理をふまえた生き方を、池田先生は「宿命を使命に変える」と分かりやすく示しています。創価学会員は宿命転換の戦いを通して、仏法の偉大さを証明しているのです。

◆〈婦人部のページ〉 小説「新・人間革命」を胸に前進するメンバーの体験記 

 婦人部では、池田先生の著作である小説『人間革命』『新・人間革命』の学習運動が各地で活発に行われている。先生は『新・人間革命』に綴った。「母という太陽がある限り、風説の暗夜があろうと、希望の夜明けは必ず来る」と。ここでは、同書を自身の人生や信心の糧とし、広布拡大に奔走するメンバーの体験記を紹介する。

◆〈信仰体験 生きるよろこび〉 妻がうつ病に――夫婦の歩みは白樺の木と共に
  ありのままの自分でいい


 【山梨県北杜市】自宅の庭で、白樺の木は伸び続けた。台風の風雨も、豪雪の重みもあったが、枝を広げ、白い木肌を空へ空へ。
 

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