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2017年2月 9日 (木)

2017年2月9日(木)の聖教

2017年2月9日(木)の聖教

◆わが友に贈る


限界とは
自らが作り出すものだ。
もう5分 頑張ろう
心の壁を打ち破るのは
その小さな一歩から!

◆名字の言


  1分の1と100分の100。算数では、どちらも同じ「1」だが、人間の世界では大いに違う▼実はギター作りの話。楽器製作者の椎野秀聰さんは、職人1人が全工程を手掛けることを「1分の1」。100人が各工程を担当することを「100分の100」と表現する▼職人1人が作るギターには、1人の経験や技術だけが込められる。一方で「100分の100」の魅力は、それぞれに特化した専門知識と技能を結集できることだという。各工程の担当者が力を注ぐほど、ギター「1本」が、違う「1本」になる。そして「分母の数が大きくなればなる程、面白みは増していく」と(『僕らが作ったギターの名器』文春新書)▼釈尊の十大弟子は、それぞれ第一とされる能力を生かして弘教に励んだ。池田先生は釈尊の時代と現代を比較し、「広宣流布の伸展も立体的、多元的になっており、『十人』程度の人材ではとうてい足りるはずもない。世界広布のためには、何万、何十万の人材が必要なのである」と述べた▼舞台を最前線の地区・ブロックに移しても同様であろう。広布の目標を掲げ、挑戦する過程に、“代表選手”でなく一人でも多くの友が加わってこそ、地域広布は躍進する。“分母の数”だけ生命の歓喜も大きくなる。(値)


◆〈寸鉄〉 2017年2月9日
 

 「
友の幸せを祈り、妙法を
 語ることは、最高の友情

 戸田先生。さあ仏縁拡大
      ◇
 「
民音の日」。文化交流で
 結んだ絆こそ平和の礎。
 推進委員の尽力に感謝!
      ◇
 「
闇鏡も磨きぬれば玉と
 見ゆるが如し
」御書。日々
 の勤行・唱題が勝利の力
      ◇
 
歴史の真の担い手は庶民
 ―大統領。永遠に民衆と
 共に!ここに学会の強さ
      ◇
 
ネットで知り合った人と
 会った―小中学生の23%
 
犯罪の影。親が意識高く

◆社説   11日は国際部結成46周年  世界広布の大願へ 師とともに!!


 道案内の標識などで目にする“見慣れない”文字。電車の中や街中で耳に入ってくる“聞き慣れない”言葉――。日常の至る所で、外国語を見聞きする機会が増えた。
 2016年の訪日外国人旅行者数は、前年比22%増となる、過去最多の2403万人超。政府はさらに、「20年までに4000万人」との目標を掲げ、観光先進国への新たな国づくりに取り組んでいる。東京五輪の開催も合わせ、さらなる国際化が進むことは必至だ。
 今月11日、「国際部」結成から46周年を迎える。1968年(昭和43年)、池田先生は“これからは語学の時代”と、通訳や翻訳に携わる友を激励。3年後の71年(同46年)2月11日、国際舞台で活躍する代表50人で国際部は発足した。
 
 同部は現在、通訳翻訳部、国際ボランティア部、国際交流部、在日外国人部の4部からなる「国際本部」へと発展。「三代会長の精神を世界に」との気概に燃え、国内外で奮闘する。
 「グローバル化」が急速に進展する現代にあって、時代のニーズにどう対応していくのか。あらゆる組織、団体の盛衰を分ける重要な鍵の一つが、ここにある。そう考えた時、国際本部の友の使命は、ますます大きいといえよう。
 ブラジル・サンパウロ州出身のある女子部員は、高校時代に父の仕事の関係で、一家で来日した。しかし、言葉も通じず、異国での生活は悪戦苦闘の連続だった。そんな時、心の支えとなったのが、同志との触れ合いの中で育まれた「世界広布の一翼を担う」との誓いだった。
 「池田先生の希望の哲学を、仏法の素晴らしさを、一人でも多くの友に伝えたい」。その一念が彼女を鼓舞し、来日から12年後、社会人生活を経て、創価女子短大に入学。卒業後は、日本語、ポルトガル語、英語を自在に駆使し、社会の第一線で奮闘。現在、東京インタナショナル・グループ(首都圏在住で英語を話すSGIメンバーの代表)の女子部責任者として、さまざまなバックグラウンドを持つ同志の激励に奔走する。
 池田先生はかつて、「世界広布は、人で決まります。人材で決まります。一騎当千の国際本部が前進した分だけ、広布の新時代は大きく開かれるのであります」と語った。先生がまいた平和の種は今、192カ国・地域に大輪の花を咲かせている。国や民族、言語、文化の差異を超え、善の連帯を拡大しゆく国際本部の友の、さらなる活躍に期待したい。

◆きょうの発心  「青葉の誓い」35周年の大勝利を2017年2月9日

御文
 但生涯本より思い切て候今に飜返ること無く其の上又遺恨無し諸の悪人は又善知識なり(富木殿御返事、962ページ・編477ページ)
通解 ただ私の生涯は、もとより覚悟のうえである。(佐渡へ流罪になった)今になって翻ることもないし、そのうえまた恨みもない。(迫害した)もろもろの悪人はまた善知識である。

 日蓮大聖人の不惜身命の御精神をとどめられた御文です。
 
 1982年(昭和57年)5月、長崎を訪問された池田先生のもと、愛唱歌「火の国『青葉の誓い』」が発表され、記念撮影を。“誓いを持つ人生は深く、充実がある”との先生の言葉に、弟子として生き抜こうと決めました。
 翌年、創価大学受験の折、再び先生との出会いが。結果は不合格でしたが、同志に励まされる中、地元の大学に進学し、学会活動に奔走。未入会だった父に仏法対話を実らせることができました。
 卒業後は、長崎平和会館に勤務。第2次宗門事件の渦中に、邪宗門の“衣の権威”と戦い、学会と師匠の正義を語り抜きました。
 折伏した主人と結婚し、報恩の思いで義父母も入会に導くことができました。現在、長男と長女が創大へ進み、中学生の次女も自らの夢の実現を目指しています。
 長崎新世紀県の皆さまと本年5月の「青葉の誓い」35周年を、青年を先頭に勝ち飾ろうと、決意に燃えています。必ず師恩に報いてまいります。 長崎新世紀県婦人部長 尾﨑幸代

◆小説『新・人間革命』第30巻 大山の章   三十三
 


 山本伸一は、今こそ、平和の礎となる、仏法から発する生命の尊厳と平等の哲理を世界に伝え、広め、二十一世紀の時代精神としなければならないと決意していた。
 彼は、「聖教新聞」の創刊二十八周年にあたる四月二十日には、インドの新聞「インディアン・エクスプレス」のS・ムルガオンカル論説総主幹と神奈川文化会館で会談し、平和建設と新聞の使命などについて語り合った。
 伸一は、世界平和の実現という壮大なる目標に向かって、指導者、識者らとの対話を進める一方、一人ひとりの同志の幸福を願い、家庭訪問や個人指導に余念がなかった。神奈川文化会館にあっても、何十人もの来館者に声をかけ、激励と指導を重ねた。
 “何があろうと、いかなる立場になろうと、私は尊き学会員を励まし続ける。庶民と共にどこまでも歩み続ける”――彼は、そう固く心に決めていたのである。
 一人の人を大切にし、守り励ますことも、世界平和の建設も、同じ原点をもつ。万人が等しく「仏」であるとの、仏法の哲理と慈悲から生じる実践にほかならないからだ。
 神奈川県青年部長の大賀孝芳をはじめ、青年たちとも語り合った。
 「君たちの舞台は世界へと広がるよ。同じ人生ならば、私と一緒に、世界広布の大ロマンに生きようじゃないか!」
 決意に燃える青年たちの瞳に、伸一は無限の希望を感じた。
 彼の脳裏には、戦争、飢餓、貧困等々で苦しむ世界の民衆が鮮明に映し出されていた。彼は、何よりも人類を引き裂く東西冷戦にピリオドを打つために、自分ができることは何かを問い、考え抜いてきた。
 “一人の人間として、一民間人として、世界の首脳たちと対話を重ね、人間と人間を結ぶことだ。いかに不可能に見えようが、それ以外に、平和の創造はない!”
 人間主義の旗を高く掲げ、二十一世紀の新大陸へと進む創価の新航路が、ありありと彼の瞼に浮かぶのであった。

聖教ニュース】

◆文化の力で人類を調和 きょう民主音楽協会の日 
 世界105カ国・地域と交流 4350校で「学校コンサート」

中国国家京劇院の「太真外伝」から(本年3~4月)                                                                      
中国国家京劇院の「太真外伝」から(本年3~4月)

 きょう2月9日は「民主音楽協会(民音)の日」。1961年のこの日、創立者である池田大作先生が、アジアを歴訪中に民音設立の構想を示した。“平和のための文化交流を”――この理念のままに、音楽の力で世界を結んできた民音の歩みと、識者から寄せられた声を紹介する。

 「真実の世界平和の基盤となるのは、民族や国家、イデオロギーを超えた、人間と人間の交流による相互理解です」「民衆が古今東西の音楽、芸術に触れるとともに、人間の心を結ぶ運動を起こしていこうと考えている」(小説『新・人間革命』第3巻「平和の光」から)
 池田先生は、戦争の惨禍に苦しんだアジア諸国を初訪問するさなかの1961年2月9日、同行の幹部に民音設立の構想を語った。
 2年後の63年10月、先生の平和建設の一翼を担うべく、民音が誕生したのである。
 65年には、イスラエルからピアニストを迎え、初の招聘公演が実現した。
 また79年から97年には「シルクロード音楽の旅」が、シリーズ企画として10回にわたり行われている。
 これは池田先生が、モスクワ大学での記念講演(75年5月)で訴えた、人間と人間との心をつなぐ『精神のシルクロード』が、今ほど要請されている時代はない」との言葉を結実させたもの。民族音楽学に精通する故・小泉文夫氏をはじめ、多くの識者やスタッフが携わった。
 冷戦の渦中にあって、かつてシルクロードで結ばれた各国の音楽家が、国境や人種を超えて一つのステージで共演するという画期的な公演となったのである。
 池田先生の設立構想から56星霜――。民音の海外文化交流は、105カ国・地域へと広がった。
 本年は、48回目となる「民音タンゴ・シリーズ」の「ドラマチック・タンゴ『バンドネオンの匠』」を日本各地で実施(3月8日まで)。さらに、3月10日からは、日中国交正常化45周年を記念する「中国国家京劇院」の舞台も控えている。
 一方、“青少年にすてきな音楽との出あいを”と73年に開始した「学校コンサート」は、これまで4350校で開催。延べ133万人の児童・生徒に、一流の音楽家との交流の機会を届けてきた。
 音楽文化の振興に尽力してきた民音。人間の心を結ぶ希望のメロディーが今、世界を大きく包んでいる。

民音研究所が新体制

 このほど「民音研究所」の所長に、オリビエ・ウルバン氏が就任した。
 同研究所は、音楽文化による平和貢献を目指し、2015年に開所した。シンポジウムの開催や出版物の発刊などを行い、音楽の力について学際的に研究・発信していく。 
東海大学 小柴はるみ名誉教授
 私は、「シルクロード音楽の旅」の企画・制作に携わった故・小泉文夫先生のもと、民族音楽学の研究をしてきました。
 恩師に誘われ、私がこの企画に参加したのは、シリーズ2回目となった1981年以降です。翌82年には民音や演出家などスタッフの方々と共に、考察団の一員として、2カ月ほどかけてユーラシア大陸を横断しました。
 交通の不便さや訪問国の政治事情など、いくつもの困難がある中、文字通り“足で稼ぐ”ように、出演者を探し出して交渉。その場で公演のプログラムを決めていくという緊張感のある日々は、決して忘れることができません。
 文化や言葉は違えど、演奏を聞けばたちまち打ち解け合える出演者の姿に、音楽の力を実感したものです。
 また、特に思い起こされるのは、それぞれの楽器や言葉に共通点が見られること。「ドースト(友達)」という単語が中央アジアをはじめ、トルコやイラク、ルーマニアなどの出演者に通じたことには驚きました。
 異文化を理解するには、自分の肌で感じることが一番です。
 そのきっかけとなる世界の音楽文化を生で人々に届ける民音に、期待してやみません。
甲南大学 胡金定教授
 中日国交正常化45周年を迎える本年、両国関係の現状を考えた時、今こそ、民間レベルでの人間の交流が求められていると思えてなりません。
 その点において、池田名誉会長が果たされた功績は極めて大きい。特に、周恩来総理と1974年12月に結んだ一対一の“友情の絆”は、今でも語り継がれる中日友好のお手本です。
 さらに名誉会長は、周総理との出会いから1年もたたずに、「中国北京芸術団」を日本に招聘し、全国公演を行いました。以来、40以上の中国の芸術団体が日本を訪れ、2000回を超える公演を成し遂げました。どれほど多くの日本の方に中国文化を認識してもらう機会になったことか。
 私も日本の友人と共に、2015年に行われた上海歌舞団の舞劇「朱鷺」の公演を鑑賞しました。「こんなに素晴らしい舞台は見たことがない!」と、友人が絶賛していたことをよく覚えています。
 音楽は、人と人との心を通わせる世界共通の言葉です。文化交流のおかげで政治的緊張が緩和された史実は、枚挙にいとまがありません。今後も民音には、調和と共生の世界の構築へ、活躍していただきたいです。

◆〈御書と歩む――池田先生が贈る指針〉52 家族を照らす「太陽」に

御文
 浄蔵・浄眼は父の妙荘厳王・外道の法に著して仏法に背き給いしかども二人の太子は父の命に背いて雲雷音王仏の御弟子となり終に父を導いて沙羅樹王仏と申す仏になし申されける  (聖愚問答抄、492ページ)
通解 浄蔵・浄眼は、父の妙荘厳王が外道の法に執着して仏法に背かれていた。けれどもこの二人の王子は、父の命に背いて雲雷音王仏の御弟子となり、ついに父を導いて沙羅樹王仏という仏に成したのである。

同志への指針

 法華経に説かれる浄蔵・浄眼の二人の王子は、仏法で得た歓喜の功徳の姿を見せることで父親を正法に導いた。まさしく「人間革命」の力だ。
 一人の「希望の太陽」が昇れば、必ず一家和楽を実現できる。
妙法を持った人間性の輝きが、皆を明るく照らし、幸福家族を創るのだ。焦る必要はない。日々、太陽の如く、わが使命の軌道を朗らかに進み抜こう、勝利の春へ!

【先生のメッセージ・特集記事】

◆〈座談会 栄光の峰をめざして〉7 聖教新聞PR版を発行
 希望の仏法哲理を社会へ! 未来へ!
 11日は戸田先生生誕日 師弟が学会精神の真髄

 
聖教新聞を支えてくださる全ての皆さまに感謝(1月、奈良での新春配達員大会)。「世界のセイキョウ」のさらなる発展のため、皆の熱と努力を結集し、「新時代」を開きゆこう!
聖教新聞を支えてくださる全ての皆さまに感謝(1月、奈良での新春配達員大会)。「世界のセイキョウ」のさらなる発展のため、皆の熱と努力を結集し、「新時代」を開きゆこう!

 清水 
2月11日は、戸田先生の生誕日です。 
 竹岡 かつて、池田先生は教えてくださいました。「宿縁深厚の直弟子の私と妻にとって、一年のうちで最も嬉しい日だ。この日を迎えるたびに、私の胸には、師と共に戦い抜いた一日一日が、黄金の映像となって蘇ってくる」と。
 永石 ある時、戸田先生は「わたくしが、牧口先生のことを申しあげると、止まることがなくなる」と語られたそうです。そのことを振り返りながら、池田先生は「私も、同じである。恩師のことは、何時間、いな、何日かかっても、とうてい語り尽くせない」と言われたことがあります。
 原田 これが、創価の師弟です。「師と共に」「師のために」――これが、学会精神の真髄です。池田先生は、師の正義と真実と偉大さを、全世界に宣揚されました。創価三代の広布の精神を、後世に伝え切るのが、弟子の責務です。我らは2月11日を迎えるに当たり、今一度、「弟子の姿勢」を確認してまいりたい。

民衆の幸福のため

 竹岡 
16日には、日蓮大聖人の御聖誕の日を迎えます。 
 清水 大聖人は、御自身の出自について、「民が子」(御書1332ページ)、「貧窮下賤の者」(同958ページ)、「海辺の旃陀羅が子」(同891ページ)等、徹底して庶民の出身であることを強調されています。
 竹岡 一方で、当時の諸宗の開祖・僧たち(法然、親鸞、一遍、道元など)は皆が、貴族、豪族の出身でした。
 原田(光) “出世には、貴族や豪族等の子弟であることが必須”“才能があっても出自が悪くては、僧侶として栄達できない”と言われていた時代です。
 清水 庶民の出を宣言することは、マイナスこそあれ、プラスになることなどなかったわけですね。にもかかわらず、大聖人は、庶民の出であることを誇り高く、幾度も述べられます。
 竹岡 そこに、民衆仏法の宣言ともいえる大聖人の強い御決意を感じます。民衆の中に生まれ、自らが民衆であることが最大の誇りであること。そして、「一切衆生の異の苦を受くるは悉く是れ日蓮一人の苦なるべし」(同758ページ)との仰せのままに、民衆と共に歩み、その幸せを実現することが、誓願であり、使命であるとの、御本仏の大慈悲です。
 原田 大聖人の仏法は、万人に仏性があることを明かし、いかなる差異をも超え、差別と憎悪の連鎖を、慈愛と対話の連帯へ転じる「皆成仏道」の世界宗教です。これこそ、人類が渇望する大哲理です。
 永石 昨年、教学部任用試験(仏法入門)を受験された方の中で、この2月16日「日蓮大聖人御聖誕の日」を希望して、入会される会友の方が、全国に多くいると伺いました。
 原田 民衆の幸福のため――この大聖人の御精神は今、創価学会に着実に受け継がれています。これからも私たちは、大聖人直結の信心で、わが使命の天地から世界広宣流布を力強く前進させていきましょう。

購読推進に全力!


 原田(光) さて、日頃より、聖教新聞の購読推進に力を注いでくださり、心から感謝申し上げます。
 おかげさまで、聖教新聞社には、学会員ではない新聞購読者の方からも、多くの声をいただいています。
 永石 先日は、こんな声があったと聞きました。「数年ぶりに聖教新聞を購読して、びっくり。明るくて読み応えがあり、本当にいい新聞ですね。隅々まで読んでいます。宗教を持たない人でも読みやすい」
 清水 また、「聖教新聞は勇気と希望にあふれていますね。特に、『新・人間革命』の山本会長の一言一言は、胸に迫るものがあります。本当に感動します。他の著作も読んでみたい」との感想も寄せられたそうですね。
 原田(光) こうした読者の皆さまの期待に応えるためにも、聖教新聞社の職員一同、紙面の充実に一層の力を入れています。
 また、今月、聖教新聞のPR版春季号を発行いたします。まず何より、職員の私たちから、購読の推進に力を注いでいきます。
 原田 すでに報道された通り、2019年11月18日の落成を目指し、「創価学会 世界聖教会館」が建設される予定です。
 原田(光) 同会館には、聖教新聞本社の新社屋として、機関紙・誌の編集室や、礼拝室をはじめ、配達員顕彰室、展示室等が設けられ、聖教新聞を支えてくださる全ての会員・読者の皆さまが、集い合う場となります。
 永石 正面玄関には、聖教新聞創刊の原点と、聖教の使命をとどめる記念碑も設置されます。
 原田 戸田先生は、「聖教新聞を、日本中、世界中の人に読ませたい」と言われました。その志を継ぎ、聖教新聞を世界に飛翔させたのが、池田先生です。
 原田(光) 先生は現在も、小説『新・人間革命』をはじめ、数多くの執筆を続けてくださり、「世界のセイキョウ」の発展のため、尽力をしてくださっています。
 原田 聖教は、私の生命であり、創価学会の命であり、仏法厳護の生命であり、広宣流布の生命である」――これが池田先生の思いです。師弟不二の言論城である聖教新聞から、人間主義の仏法の哲理を、社会へ、世界へ、未来へと、さらに力強く発信してまいりたい。

◆〈世界写真紀行〉第9回 ギリシャ「パルテノン神殿」 2017年2月9日
聡明な民衆のスクラムを

池田先生(手前右)がパルテノン神殿のある丘に立つ。先生は「パルテノンには、永遠性を願う人びとの思いが、結晶しているように感じられてならなかった」とつづっている(1962年2月)
池田先生(手前右)がパルテノン神殿のある丘に立つ。先生は「パルテノンには、永遠性を願う人びとの思いが、結晶しているように感じられてならなかった」とつづっている(1962年2月)

 青空に映える白亜の殿堂。威厳をたたえて並び立つ列柱。ここだけ時が止まっているかのようだ。
 ギリシャ・アテネのパルテノン神殿。
 名実共に“ギリシャ文明の最高傑作”と呼ばれる建築である。東西に約70メートル、南北に約30メートル。海抜約160メートルの丘アクロポリスにあり、アテネ市内を一望できる。
 完成したのは紀元前5世紀。当時、アテネは“地中海世界の覇者”として栄華を極めていた。建設を主導したペリクレスは、長年続いてきた貴族政治に終止符を打ち、人類史で最初の民主制を実現した政治家である。
 この時代にはまた、ソクラテス、ヘロドトス、トゥキュディデス、ソフォクレスら、名だたる哲学者・歴史家・詩人らが活躍した。
 パルテノン神殿のほか、アテネには、今も古代ギリシャの遺跡が数多く残る。西洋文明の重要な源流の一つといえよう。
                                                          ◇
 1962年の2月、池田大作先生は初めてギリシャ・アテネの地を訪れた。
 先生は、同行の青年たちとアクロポリスの急な参道を上り、パルテノン神殿へ。
 青春時代、恩師・戸田城聖先生と、ソクラテスやプラトンを巡って幾度も語り合った。その哲人たちが、かつて歩き、対話を交わしていた地を感慨深く踏みしめた。
 眼下には古代の劇場跡。家々の向こうには、青い海が光っていた。
 一行は、近くにある「アゴラ」と呼ばれる広場の遺跡へ。古代ギリシャ市民の生活の場であり、情報交換の場であったという。
 その時の様子が小説『新・人間革命』第6巻「遠路」の章につづられている。
 人々が集い、自由に語り合う場は、まるで座談会のようだと語る青年。山本伸一はこう応じた。「学会の座談会は“民衆の幸福のためのアゴラ”であり、また、自他ともの成長のために仏法を学び合う、人間錬磨の広場でもある。この“現代のアゴラ”ともいうべき座談会から、新しい民主の大波が起こっていくことは間違いない
 さらに一行は、哲人ソクラテスが投獄されたと伝えられる牢へ向かった。鉄格子の付いた小さな岩穴である。
 ギリシャで生まれた民主制。その民主制によって、ソクラテスは無実の罪で告発され、死刑となった。
 師・ソクラテスの正義を証明せずにはおかない――弟子・プラトンの言論闘争が始まる。その師弟の姿は、軍国主義と戦って獄死した初代会長・牧口常三郎先生と、戸田先生の師弟の闘争と深く響き合っていた。
 岩穴の前にたたずむ一行。伸一は言った
 「現代でも、しばしば民主政治に対して“衆愚政治”などという非難があるが、民衆の健全なる魂の開花がなければ、真実の民主はありえない。結局、民衆を賢く、聡明にし、哲人王にしていくことが、民主主義の画竜点睛であり、それを行っているのが創価学会なんだよ」
 いかに社会体制が変わろうと、人間が変わらなければ根本は変わらない。ゆえに対話で一人の魂の開花を。共に学び、共に賢く聡明に。これが真の民主主義を実現するための、創価学会の挑戦である。

【信仰体験】

◆ ボランティア団体の代表として地域貢献 団地を幸福の理想郷に
◆ ローリングバレーボール普及に全力   違いを超えて、皆で笑顔に
 

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