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2017年2月 4日 (土)

2017年2月4日(土)の聖教

2017年2月4日(土)の聖教

◆わが友に贈る


悩める友に寄り添い
最大の理解者になろう!
懸命に耳を傾け
同苦しゆくことが
我らの対話の真髄だ。

◆名字の言


  「御書の研さんがますます楽しみ」「要望に応えてもらい感謝」――本紙新年号から「寸鉄」欄に登場する御書にページ数が付記され、多くの喜びの声を頂戴した。「寸鉄」を書き写し、御書を開くという方ばかり。真摯な求道の心に、身の引き締まる思いがする▼定年を迎えた東京の壮年は日々、心に残った本紙の記事を切り抜き、ノートに貼る。余白には感想や意見がびっしり。座談会でノートを開きつつ、広宣流布の世界的な広がりを生き生きと語る。地道な努力に裏付けされた言葉には、確かな説得力があった▼お茶の水女子大学名誉教授の外山滋比古氏は、朝昼夕の2時間ほど新聞を読む。頭を働かせ、自らを高め続けることが目的だという。93歳の今もなお、執筆など精力的に活動する▼氏は中高年に向けて、新聞を活用した自学自習を勧める。毎日、自宅に居ながら新しい情報が届く新聞を生かせば、いくつになっても自分を新しくできる、と(『新聞大学』扶桑社)▼池田先生は「創価学会は、文字通り『学ぶ会』である。世界第一の生命尊厳の極理を学び、立正安国の平和・文化・教育の大哲学を行じゆくのだ」と語る。向学の心こそ学会の誉れの伝統。本紙もまた、読者の皆さまの学びの人生に資するため、紙面の一層の充実に努めたい。(差)


◆〈寸鉄〉 2017年2月4日
 

 きょう立春。
さあ躍動の
 春へ驀進!
地域に励まし
 の連帯拡大。皆が主役に
      ◇
 
東京・中野の日。本陣にそ
 びえる人材の大城。勇気
 の対話で新時代勝ち開け
      ◇
 
東洋哲学研究所の日。仏
 法思想を世界へ、未来へ。
 人類のために英知を結集
      ◇
 「
深く信ずる者は満月の
 闇夜を照すが如し
」御書。
 題目第一の人生こそ無敵
      ◇
 
乳幼児の抱っこ紐、転落
 事故相次ぐ。安全性に過
 信は禁物。賢明な使用を

◆小説『新・人間革命』第30巻 大山の章  二十九
 
 


 迎賓館で鄧穎超と会見した翌日の四月十三日午後、山本伸一は、東京・新宿区内で、松下電器産業(後のパナソニック)の創業者である松下幸之助と懇談した
 深い交友を重ねてきた松下翁にも、会長を辞任する意向であることを伝えておかなくてはと思った。
 「私は、次代のため、未来のために、会長を辞任し、いよいよ別の立場で働いていこうと思っています
 松下翁は、子細を聞こうとはしなかった。笑顔を向けて、こう語った。
 「そうですか。会長をお辞めになられるのですか。私は、自分のことを誇りとし、自分を称賛できる人生が、最も立派であると思います
 含蓄のある言葉であった。立場や、人がどう思い、評価するかなどは、全くの些事にすぎない。自分の信念に忠実な、誠実の人生こそが、人間としての勝者の道である
  
 この日、伸一は、神奈川県横浜市に完成した神奈川文化会館へ向かった。翌十四日に行われる開館記念勤行会に出席するためである。午後八時過ぎに、新法城に到着した。
 文化会館は、地上十階、地下二階建てである。赤レンガの壁が重厚さと異国情緒を醸し出していた。
 恩師・戸田城聖は、一九五七年(昭和三十二年)九月八日、ここ神奈川県横浜市にある三ツ沢の競技場で行われた東日本体育大会「若人の祭典」の席上、「原水爆禁止宣言」を発表している。いわば、神奈川は、創価学会の平和運動の原点の地である。
 会館の前は山下公園で、その先が横浜の港である。船の明かりが揺れ、街の灯が宝石をちりばめたように、美しく帯状に広がっている。「七つの鐘」を鳴らし終え、平和・文化の大航路を行く創価の、新しい船出を告げるにふさわしい会館であると、伸一は思った
 星空に汽笛の音が響いた。新生の朝が、間近に迫りつつあることを彼は感じた。

◆池田先生と共に新時代を進む  〈3〉勇気・誠実・団結で勝て!



 暦の上で「立春」とはいえ、まだまだ寒い日が続く中、創価の宝友が新たな二月闘争に挑んでくれている。
 日蓮大聖人は、地涌の菩薩を「大地の底にかくしをきたる真の弟子」(御書905ページ)とも明かされた。
 世界広布新時代の今この時、躍り出た地涌の若人が、どれほど深い使命と宿縁を帯びていることか。
 創価班、牙城会をはじめ、頼もしき男子部の皆さん!
 白蓮グループをはじめ、清々しい女子部の皆さん!
 そして、結成60周年へ走りゆく凜々しき男女学生部の皆さん!
 未来の凱歌は、伸びゆく君たち、貴女たちのスクラムにある。
 「青年を呼ぶのは、青年である。青年の心を揺さぶるものは、青年の叫びである」――恩師と同じ心で、私は皆さん方を絶対に信頼し、一切を見守っている。
 また受験や卒業の季節であり、宝の未来部の友、一人一人に、温かくこまやかな励ましを送っていきたい。
                    ― ◇ ―
 御聖訓には、「夫れ須弥山の始を尋ぬれば一塵なり・大海の初は一露なり・一を重ぬれば二となり・二を重ぬれば三・乃至十・百・千・万・億・阿僧祇の母は唯・一なるべし」(同1237ページ)とある。
 全ては、一人から始まる
 一人を激励し、育てる。一人と対話し、仏縁を結ぶ。
 地道にして粘り強い、この執念の積み重ねこそが、創価の大勝利山を築き、広布の大海原を開くのだ。
 大聖人は「日蓮さきがけしたり」(同910ページ)と仰せになられた。御本仏に直結する「先駆」の学会精神で戦い進む皆さん方を、諸天が護らないわけがない。
わが学会の誇りは、大変であればあるほど、一人立つ勇者が、いずこにも光っていることだ。
 御書に照らし、先駆の労は、三世十方の全ての仏を供養したのと同じ、無量無辺の大功徳に包まれることを確信していただきたい。
                   ― ◇ ―
 勝利の方程式は、常に変わらない。
 一人一人の「勇気ある信心」で勝つ! 
 一日一日の「誠実なる振る舞い」で勝つ! 
 そして、「異体同心の団結」で勝つ!
 我ら創価家族は、不屈の負けじ魂で前進だ。
 「青年拡大」へ、いよいよ仲良く、明るく、朗らかに、若き地涌の友を呼び出していこうではないか!

【聖教ニュース】

◆〈グローバルウオッチ〉 若者と希望 “不安社会”の中で1 2017年2月4日
本心や長所が見え、新たな自信が湧いた。

悩みを語り、励まし合い、社会貢献を誓うアメリカSGIの青年部(昨年5月、カリフォルニア州のシリコンバレー会館で)
悩みを語り、励まし合い、社会貢献を誓うアメリカSGIの青年部(昨年5月、カリフォルニア州のシリコンバレー会館で)

 現代社会が直面する課題と向き合う新連載「グローバルウオッチ」。日本を含む世界各地の人々が、希望の人生を送るために何が必要か、創価の思想・哲学はいかなる貢献ができるかを考えていく(毎週末を中心に掲載予定)。
 日本は、若者が希望(=願いがかないそうな明るい見通し)を持ちにくい社会だといわれる(注1)。もちろん、日本だけでなく世界にも、多様な不安を抱えながら生きる若者は少なくない。仕事、結婚、収入、人生――仏法は各国・地域で“不安社会”を生きる若者に、どのような希望をもたらしているのだろうか。(記事=金田陽介)
 「不安」は「恐怖」と違い、見えないものに脅かされる時、抱く感情だという。
 未来が見えない。
 自分が見えない。
 幸せが見えない。
 確かに今、日本を覆うのは、こういう漠然とした不安かもしれない(注2)。
 世界は、どうか。
 2013年、内閣府は、日本を含む7カ国の、13歳から29歳の男女を対象に「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」を実施した。
 “自分の将来に明るい希望を持っているか”という質問に、「希望がある」と答えた日本の若者は61・6%。一方、同じ質問への答えが、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの6カ国全てで80%を超え、日本を上回った。
 だが、海外各地を訪ねて取材するたび、多様な不安を語る、多くの若者に出会う。
 ここで紹介する日本とアメリカの青年も、それぞれの不安に直面した。そして、創価学会でそれぞれの希望を見いだした。

“本音”の発見

 滝口修さん(千葉県船橋市、総県男子部長)は、祖母も両親も創価学会員の“学会3世”。友達が自宅に来た時、仏間から響く母の唱題を恥ずかしく思うようになったのは、中学生のころだった。夜遊びを覚えると、15歳でスケートボード、18歳でラップを始め、ストリートが居場所になった。
 仲間たちと群れるのが楽しかった。だが、周囲で相次ぐ交通事故や内輪のけんか。本音で話せる友達がいないことにも気付いてしまう。20歳を過ぎると、自然に縁が切れたが――。
 この先、何をするかと考え、また気付いてしまった。
 やりたいことが、ない。
 手本にしたい人も、いない。 
 自分が見えなかった。
 梅村清さん(同市、現・壮年部県書記長)は、そんな滝口さんの自宅に、男子部の先輩として通い続けた。
 「彼は、好奇心は旺盛だなという印象。誰かの役に立てる人間になりたいと、心の底では願っているんだと感じた。ぜひ一緒に学会活動したいと思った」
 ある日、滝口さんは、日頃の疑問を梅村さんに聞いてみた。「うちにもよく来てくれますけど、何でそんなに、人のことに一生懸命なんですか?」
 答えはすぐに返ってきた。
 「そういう生き方が一番幸せだと、池田先生の行動に教えてもらったからかな
 気付かされた。梅村さんたち学会員は、人の役に立とうと本気で思っている。だから、こちらも本音を話せるし、そういう人と話すから、自分の本心も、少しずつ見えてくるのだ――。
 アルバイトから正社員に採用された印鑑等の販売会社で、人の3倍貢献し、結果を出す。それが、本気でやりたいことだと思えるようになった。
 2006年、さらに自身を見つめ直す出来事があった。信心で変われる喜びを伝えたいと思っていた親友が、突然の病で、亡くなったのだ。
 先輩と一緒に泣いた。さらに考えるようになった。これから自分は、彼の分まで、どう生きるのか――。
 今も、明確な答えが出ているわけではない。「でも、一つ言えるのは、彼のことがあったから、今の生き方への決意が深まったんだと思います」
 そうした夫の変化を見てきた妻は、3年前に入会した。2014年、滝口さんは会社で最年少の常務取締役になった。

存在価値の発見

 ナイジェリア人の父、日本人の母の間に生まれた、ナルミ・リリアン・オカヤマ・ネクペンネクペンさん(米カリフォルニア州、女子地区副リーダー)は、幼少期を日本で過ごした。
 そのころの、忘れられない記憶がある。幼稚園で、ままごと遊びをしていた時、一人の女の子に言われたのだ。「あなたは黒人だから、私たちとは遊べないの
 6歳の時、家族でアメリカに移住。通い始めた学校の教室では、ただ一人の“黒人”であり“アジア人”だった。授業で奴隷制度の歴史を学んだ日、皆に同情された。だが、真珠湾攻撃を学んでからは、どの生徒にも責められた。
 私は、ナイジェリア人?
 日本人? アメリカ人?
 自分が見えなかった。 
 神に祈れば全てがうまくいくと母親には言われた。が、「自分の外にある存在に、この自身への嫌悪を取り除いてもらう考え方には、どうしても納得できませんでした」。
 09年、強い心を持ちたいと願っていた母が、SGI(創価学会インタナショナル)のメンバーと知り合い、題目を唱え始めた。その時の、母の輝く瞳を見て、ネクペンネクペンさんも一緒に入会することを決めた。
 女子部のメンバーたちが、会いに来てくれるようになった。そして、いつも池田先生の行動や言葉を教えてくれた。
 先生は語っている。
 「分断の世界を結びつけるものは何か? 人間自身だ。濁乱の世界を浄化するものは何か? 人間自身だ。ゆえに、人間革命が絶対に必要なのである

 結びつける――その言葉が、自分を見つめようとしていたネクペンネクペンさんに響いた。
 自身は、アメリカ人であり、同時にアフリカ人でも、アジア人でもある。人種、国籍、心。壁を超えて「結びつける」ことが、自分だからこそできることなのかもしれない――。
 「『使命』を見いだした時、不安や苦しみの根源だと思っていたものが、実は大きな宝物だったことに気付いたんです」
 自信が湧いた。勉学への意欲も。今、学者を目指し、大学で学んでいる。

「手本」の発見
 法華経の如来寿量品第十六には「如実知見」と。現実世界をありのままに見つめる、仏の智慧を指す言葉である。
 環境や他者のみならず、自らを信心で“ありのままに”見つめる。その中で、自分でも気付いていなかった「本心」や「長所」を見いだすとともに、同志また“人生の師”という、生き方の「手本」をも発見する――それは青年にとって、一つの、確かな希望に違いない。 

 注1 「リスクへの不安が支配し、希望の力が失われている」(『希望学1 希望を語る 社会科学の新たな地平へ』東京大学出版会)
 注2 一昨年、高校生・大学生・20代社会人を対象に行われた「若者まるわかり調査2015」(電通総研)では、64・4%が「自分の将来が不安」、また77・3%が「日本の将来が不安」と答えている。
 感想・意見をお寄せください
 メール:g-w@seikyo-np.jp
 ファクス:03-5360-9613

◆ブラジル創価学園で始業式
学び鍛えて世界市民へ羽ばたけ!
高校の部 1期生が入学

 
ブラジル創価学園の新時代が開幕! 始業式を終えた同学園の教職員、児童・生徒らが記念のカメラに納まった
ブラジル創価学園の新時代が開幕! 始業式を終えた同学園の教職員、児童・生徒らが記念のカメラに納まった

 ブラジル創価学園の新年度の始業式が1月26日、誕生したばかりの新校舎(サンパウロ市内)で開かれ、「小・中学校の部」「高校の部」の児童・生徒らがはつらつと登校。…                                  

【先生のメッセージ・特集記事】 
                        

◆【みんなで学ぶ教学 新会員教室】〈1〉広宣流布
〝自他共の幸せ〟の連帯を世界に広げよう
 
マンガ・イラスト 逸見チエコ

池田先生は、今年の年頭に「“青年拡大の年”なれば、共々に若々しく張り切って『一生成仏』『人間革命』という自転と、『広宣流布』『立正安国』という公転を、たゆまず進めてまいりたい」とつづられました。今回の「みんなで学ぶ教学」は、前回の「一生成仏」に続いて、「広宣流布」をテーマに学びます。

勤行の御祈念文にも

 ――創価学会の方々が、人のために尽くす姿に胸を打たれて入会しました。
   仏法では、万人に本来具わっている仏の生命を開いていくことで、全ての人が幸福になれると説いています。
 学会員は皆、この仏法の広宣流布を目指して学会活動に取り組み、縁する人々に励ましを送っているのです。
  
 ――「コウセンルフ」? どういう意味ですか。
  
 「広宣流布」という言葉は、釈尊が説いた法華経の中に出てきます。
 「私(釈尊)が亡くなった後、末法において、全世界に正法を広宣流布して、断絶させてはならない」(法華経601ページ、趣意)
 「広宣」には「広く宣べる」との意味が、「流布」には「布のように布き広げていく」との意味があります。略して「広布」と言うこともあります。国や言語、文化土壌などの、あらゆる差異を超えて、万人成仏の妙法を広め、伝えていくことを指します。
 御書に「大願とは法華弘通なり」(736ページ)とある通り、広宣流布こそ日蓮仏法の根本精神です。
  
 ――勤行の御祈念文にも「世界広宣流布大願成就」とありますね。
  
 私たちの信心の大切な目的だから日々、祈るのです。
 前回(1月10日付)学んだ「一生成仏」は、いうならば「個人の幸福」を願うものでした。
 それに対して、世界平和や社会の繁栄を意味する「広宣流布」は、「万人の幸福」の実現を目指しています
 大聖人は「喜とは自他共に喜ぶ事なり」「自他共に智慧と慈悲と有るを喜とは云うなり」(御書761ページ)と仰せです。
 「自分の幸福」だけを願う姿勢は、エゴ、利己主義であり、他方、「他人の幸福」を声高に叫ぶばかりでは、“偽善”に陥ってしまいかねません
 「一生成仏」と「広宣流布」双方の実現――つまり「自他共の幸せ」を目指して信心の実践に励むことが大切なのです。


仏意仏勅の創価学会

 ――創価学会の会合で、「広布」「広宣流布」という言葉を耳にする理由がよく分かりました。
  
 先に引用した法華経の経文の後には、広宣流布を阻む障魔の働きを予見する言葉が続きます。事実、大聖人は末法の悪世にあって、命に及ぶ大難を忍ばれて、南無妙法蓮華経の大法を弘通されました
 この大聖人の死身弘法の精神に連なり、妙法を広め、広宣流布を進めてきたのが創価学会です
 大聖人の御入滅から700年、誰も妙法を世界に広めることはできませんでした。創価学会が、釈尊と大聖人の未来記(予言)を現実のものにしたのです。学会こそが「仏意仏勅」「大聖人直結」の教団である理由がここにあります。
 広宣流布の担い手は、特別な聖職者ではなく、庶民である学会員でした。その尊き広布のバトンを受け継ぐ私たち一人一人も、創価学会の深き使命を自覚して、幸せの連帯を広げていきたいですね。
永遠に続く“流れ”
 ――「全員が学会員になれば、広宣流布は達成する」と考えていいのでしょうか?
  
 世の中は絶えず変化し、その時代が抱える課題や人々の悩みも千変万化します。形式的に人数が増えることだけが広宣流布ではありません。「これで、広宣流布は終わり」という時もありません。
 大聖人は、「日蓮の慈悲が広大であるならば、南無妙法蓮華経は万年のほか未来までも流布するであろう」(同329ページ、通解)と仰せです。
 広宣流布とは、妙法を広めた先の到達点ではなく、妙法を広めゆく流れそのものといえます。
 終わりのない運動ですから、私たちも常に未来を見据えて信心に励み、後に続く人を大切にしていきたいですね。
  
 ――私にできることは何でしょうか?
  
 家族や友人の幸福を「祈る」ことから始めてみてはどうでしょう。そうした祈り自体が、広宣流布に通じる立派な実践です。
 また、御本尊への祈りを根本に、より良い自分に変わっていく――こうした人間革命の実証を通じて、周囲に信心の素晴らしさを伝えていくことも大切です。
 池田先生は語られました。
 「広宣流布のために働き、広宣流布のために『信心の勝利』の実証を示そうと立ち上がるとき、言うに言われぬ大功徳が身にあふれてくるのです」
 多くの学会員が、“広布のために”と奮闘する中で、自身にしか果たせない使命を見いだし、想像すらできなかったような幸福境涯を築いてきました。広布の使命に生き抜く中で、歓喜の人生を勝ち開いていきましょう。

放課後メモ
 「広宣流布」については、次の書籍の中でも言及されています。
 ○…小説『新・人間革命』第14巻「大河」297ページ(聖教新聞社刊)
 ○…指導選集『幸福と平和を創る智慧』第3部[上](同)
 ○…『青春対話』(普及版)第1巻387ページ(同)




◆SGI国連事務所20周年特集 2017年2月4日
池田先生の平和思想 草の根のネットワークで人類の議会を一貫して支援
NPT再検討会議の準備委員会に合わせ開催した「核兵器なき世界への連帯」展(2013年、ジュネーブで)
NPT再検討会議の準備委員会に合わせ開催した「核兵器なき世界への連帯」展(2013年、ジュネーブで)

 「SGI(創価学会インタナショナル)国連事務所」(寺崎広嗣代表、桜井浩行所長)の前身であるSGI国連連絡所が、アメリカ・ニューヨークとスイス・ジュネーブに開設されてから本年で20周年。第2代会長・戸田城聖先生は、国連について“20世紀の人類の英知の結晶である。この世界の希望の砦を、次の世紀へ断じて守り、断じて育てていかねばならない”と訴えた。その志を継いだ池田先生は、国連を「人類の議会」「グローバルな対話の場」と位置付け、国連中心主義の道を永遠に進むと明言。1983年からは、1・26「SGIの日」記念提言を発表し、具体的な提案を発信し続けている。ここでは、SGIとSGI国連事務所の活動についての談話を掲載。また、国連の展望などについて、元国連軍縮担当上級代表のセルジオ・ドゥアルテ氏に聞いた。

桜井所長の談話

 池田先生が「SGIの日」記念提言を最初に発表された1983年、SGIは国連経済社会理事会との協議資格を取得。国連NGO(非政府組織)としての活動をスタートしました。
 その後、97年に国連との恒常的な連携窓口としてニューヨークとジュネーブに国連連絡所が開設。SGI発足40周年に当たる2015年1月26日には、法人認可を得て、「SGI国連事務所」として新出発しました。
 SGI、学会本部と連携を取り、平和、軍縮、人権、持続可能な開発、ジェンダー、青年などの角度から、市民教育の活動を中心に取り組んでいます。
 2000年の国連ミレニアム宣言、2015年の実現を目指したミレニアム開発目標、昨年に2030年に向けてスタートした持続可能な開発目標(SDGs)など、国連は地球的問題群に取り組み、「誰も置き去りにしない」世界を実現する指標を国際社会に提示しています。
 こうした目標の達成には、あらゆるステークホルダー(利害当事者)の参画・共同努力が必要であり、この点はアントニオ・グテーレス国連事務総長をはじめ、多くの国際社会のリーダーが強調しています。
 SGI国連事務所はそうした共同努力に精力的に参加してきました。現在、ジュネーブでは、SGIが軍縮NGO委員会の共同議長を務めており、また、ニューヨークとジュネーブ両方で「女性の地位NGO委員会」の執行メンバーとなっています。これまで、軍縮・平和・安全保障NGO委員会議長、人権教育学習NGO作業部会議長、宗教NGO委員会議長なども務めてきました。
 委員会の議長職は、対外的に委員会を代表するのみならず、加盟する多様なNGOの意見や要望を聞き、協議をまとめることが求められます。こうした調整努力を地道に続けていく中で、さらにSGIへの信頼と期待が広がっていきました。
 SGI国連事務所職員の原点となっているのは、池田先生の一貫した信念です。
 2006年、アンワルル・チョウドリ元国連事務次長との語らいで池田先生は、「国連は、人類が築いた『平和の塔』です。いわば、“地球民族の魂”であり、“地球民族の生命の源”なのです」と力説されました。
 SGIの国連連絡所が誕生して20年、今では「SGIにも会議などの行事運営に携わってほしい」「SGIに運営をリードしてもらいたい」など、SGIに寄せられる期待は、ますます高まっていると実感します。
 それはチョウドリ元国連事務次長が先日、「SGIは国連本部においても、前向きな意思を持った国際NGOとしてしっかりと認識され、積極的な役割を果たしています」(本紙1月30日付)と言われている通りです。
 これは、池田先生の人間主義、平和思想、そしてそれらに基づいた国連ビジョンと、SGIという世界に広がる草の根の民衆のネットワークがなければ、決してなしえなかったものです。
 創価の人間主義の思想を胸に、市民社会による国連支援を、今後さらに展開してまいります。

核兵器のない世界へ 「平和・軍縮」


 平和・軍縮分野においてSGIは、「核兵器の非人道性を憂慮する宗教コミュニティー」の一員としての共同声明発表や、核兵器禁止条約の制定を求める署名の提出、「核兵器なき世界への連帯」展(18カ国71都市=昨年12月時点)などを開催。核兵器廃絶を、あらゆる国家と市民社会を含む「地球的な共同作業」とするべく、さまざまな活動を展開してきた。
 SGI国連事務所では、核兵器廃絶を求める世界の青年の国際ネットワーク「アンプリファイ」の取り組みも支援し、共同議長の一人に就いている。

誰も置き去りにしない 「持続可能な開発」「人道支援」


 持続可能な未来へ――昨年11月、地球憲章インタナショナル等とSGIでSDGsと青年の役割を巡るシンポジウムを国連本部で開催。また環境展示「希望の種子」を34カ国・地域200都市以上で行うなど、“変革の主体者”としての意識の啓発に取り組んでいる。
 一方、昨年5月にトルコで行われた世界人道サミットでは、東日本大震災における学会の復興支援活動などを通して、人道支援における宗教の貢献の実例を紹介した。

万人の尊厳輝く社会を 「人権教育」「ジェンダー」


 万人の尊厳が輝く社会を――「現代世界の人権」展を40都市で開催したほか、2団体と共同制作した人権教育映画「尊厳への道」を各地で上映してきた。昨年9月にはジュネーブの人権教育学習NGO作業部会として、国連人権理事会と政府間会議に共同声明を提出。SGIも署名した。
 一方、昨年3月に開催された第60回女性の地位委員会では、並行行事としてフォーラム「SDGs達成への道を開く女性のリーダーシップ」を行っている。                     

【信仰体験】

◆広大な雪国で生き抜く 幸福は忍耐があってこそ
 一家の経済苦、夫のがんを越えて迎えた春

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